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大学受験の模試の種類とレベルについて 7/20(火) 2021年

tatsuki48691

大学受験に際して受けることのできる模試は、数多くあります。 基本的には大手の塾が行っているものですが、それぞれでレベルも違うので、その点も合わせてみていきましょう。

駿台 もっともハイレベルだと言われている模試。難関校を目指す人向けです。

ベネッセ 難易度が低く、受けやすいのが魅力。ただし、対象は基本的には「現役の高校生」です。

河合 難易度は中程度。自分の学力がまだよくわかっていない状態ならば、これを受けてみて、実力を判定してみるのも手でしょう。

試験形式は、記述式とマーク式の2通り。 前者はセンター試験で必須、後者はいわゆる「まぐれあたり」がない分、難易度が高めです。

それ以外にも、ある程度進学進路が定まった人や、特定の学年を対象として行っている模試もあります。

加えて、河合塾などでは、小論文の模試もやっています。面接対策、あるいは二次試験対策などを考えている人は、これらを受けておくのもよいでしょう。

小論文の場合、「自分の高校の小論文試験ではほぼ満点をマークしていたが、全国の模試を受けたところそれほど高い水準にはなかった」ということもしばしば起こり得るので、特に気にかけておきたいものです。

模試でわかること

模試は、大学受験にチャレンジするならば、ぜひ受けておきたいものです。

なぜなら、模試ではさまざまなことがわかるからです。

テスト会場の雰囲気 テストのとき、会場の雰囲気に飲まれてしまって実力が出せなかった、という人はそれほど少なくはありません。 前もって模試を受けて、受験会場の雰囲気を体験しておけば、当日の緊張感を減らすことが可能です。

全国的に見たとき、自分のレベルがどれくらいにあるのかがわかる これこそが、模試を受けることの一番のメリットでしょう。学校内で受けるテストはもちろん意味があるものです。

しかしそこで出てくる「成績」は、あくまで学校内だけのもの。実際の大学受験では、全国の人たちと戦うことになるのです。 自分のレベルを知ることで、必要ならば勉強量を増やしたり、受験校を変えたりといった対策がとりやすくなります。

苦手な分野がわかる 「まったくわかっていなかった部分」「なんとなくわかった気になっていた部分」「十分に理解していた部分」の違いが、模試では「結果」「数字」としてはっきりと浮き出てきます。 これによって、苦手分野や苦手教科を知ることができ、今後の弱点克服のための勉強プラン作りに役立てることができます。

また、模試は、ただ受けるのではなく、「模試を受けた後の復習」「模試を受けた結果を反映して勉強プランを練り直すこと」が何よりも大切です。 ぜひ、受験勉強に役立ててください。


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